プロフィール
中村 公美 ‐Kumi Nakamura‐
株式会社Fete le marche 代表
Fete le marche(フェットルマルシェ)/ViEAT(ヴィート)オーナー
ごあいさつ
kumi’s kitchen代表の中村公美です。
幼い頃から料理人である母を師匠として自然食の店を経営しつつ、調理や製菓の技術、レシピ開発を学び、実践してきました。
現在はカフェを運営しながら料理やパン・お菓子教室、専門学校の講師、企業や店舗様の商品開発に携わっています。
最初はオールジャンルでどんな食材も使って料理を作ってきました。
私自身が消化器系や婦人科系疾患に悩まされ、またアレルギーを持つ子どもの母として、その克服をしようと模索をはじめて、人間が生きて暮らす根幹である「食」の重要さを痛感し、学びを重ねて今に至ります。
私自身の学びや経験から、グルテンフリーを中心にマクロビオティックのメニュー開発、料理教室、商品開発を行っています。
お肉やお魚を使った料理も作りますし、植物由来のものを積極的に摂るプラントベースのメニューにも力を入れています。動物性の食材が食べられない人も安心して食べられるようにveganに対応したお料理やスイーツのメニューもあります。
化学調味料を使わずに、美味しい料理やお菓子を作るために私は米麹や酒粕を最大限に利用しています。
化学調味料はお手軽で食味も良くなりますが、なるべくであれば避けたいし、私は自分の子どもや孫たちには食べさせたくありません。
もちろんお店でお客様にお出しする料理やお菓子にも使いません。
私は料理やお菓子の味だけではなく、カラダも喜んでくれるようなものを提供したいという想いがあってカフェを運営しています。
おいしくて、カラダに優しいお料理やお菓子を作るために米麹や酒粕は欠かせません。
kumi’s kitchenではグルテンフリーと米麹・酒粕を日常に取り入れていけるようなレシピをご提案していきます。
お店でお出ししているようなお料理やお菓子をご自宅でも楽しんで頂けたらと思っております。
My Works
- フェットルマルシェ(Fete le marche)/ViEAT(ヴィート)経営
- グルテンフリー専門店IYOTOプロデュース
- Kumi’s Kitchenレシピ開発
- 商品開発依頼(シークレット)
- 多数企業案件(シークレット)
学歴
- 活水学院/食物専攻科卒業(長崎市)
- 国際製菓専門学校卒業
- ウィルトン・メソッド修了
- フードプロ料理教室/プロデュース科卒業
- リマ・クッキングスクール/インストラクターコース修了
職歴
- 2018 米粉マイスター協会でのテキストレシピ提供
- 2018 同協会による米粉スイーツマイスター講座の監修
- 2018 株式会社 Fete le marche設立(カフェ・レストラン/川崎市)開業
- 2018 日本CI協会月刊誌「マクロビオティック」 コラムレシピ提供
- 2019 ビューティフード協会でのクッキング監修
- 2020 フードガストロノミーにおけるレシピ指導(北海道弟子屈町)
- 2021 東京栄養食業専門学校(東京都)にて製菓講師及び調理講師
- 2023 東洋大学 赤羽キャンパスカフェ出店
*直近5年
資格
- ビューティーフードインストラクター
- 製菓衛生士
- 薬膳食育士
- フードコーディネーター
- コーヒーバリスタ
- 米粉マイスターインストラクター
- グルテンフリー食学アドバイザー
- 食育インストラクター
- 麹マイスター
- 調味料アドバイザー
- 犬の栄養士
- リマクッキングスクールインストラクター
- コーヒー豆焙インストラクター
- カカオ焙煎インストラクター
- 低糖質インストラクター
My Story~これまでの足跡~
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はじめまして、中村公美です。
私はカフェの経営と料理・お菓子教室、企業や店舗の商品開発を30年以上続けています。生まれは長崎県で海が大好き(今でも長崎弁が出ちゃいます)。
料理人である母の背中をみて育ちました。
8歳から母を師匠として包丁を握りはじめて大学は食物専攻科を卒業しました。
卒業後は地元でカフェを開き、製菓学校の講師をしていました。忙しく仕事をしている中、ある日突然、脂汗をかくほどの激しい腹痛が襲ってくるようになりました。
ちょうどこの頃に我が子のアレルギーにも悩んでいました。
自分の不調に加えて、アレルギーで痒がる子どもたち。
原因もわからず、何もしてあげることが出来ず、とても辛かったです。
ストレスと過労でとうとう倒れてしました。 腹痛の原因はいくつもの病院で調べてもわかりませんでした。
婦人科の病気を疑われて、痛みが治るのならと手術で子宮を全摘出しました。
けれど摘出した子宮はキレイで、痛みは全く変わりませんでした。
療養入院中にもパンを欲しがる私に先生が「やめてみたら?」と一言。
できることは何でもやってみようと思って小麦を一切絶ちました。
すると2週間で薬も殆ど効かないような腹痛がすっかり治りました。
私のカラダには小麦粉は合っていなかったんだとこの時にわかりました。
そして同じように、子ども達のアレルギー体質もどんどん良くなっていきました。自分自身の経験をきっかけに、美味しさだけではない食の大切さを考えるようになりました。
そしてそれを伝えていきたいと思うようになりました。
職人気質な私はとことん勉強しようと決めていました。
自然と調和しながら健康的な暮らしを実現するマクロビオティック
植物由来のものを積極的に取るプラントベース・フード
動物由来のものを摂取しないヴィーガン
様々な「食」の在り方を勉強して、実践し続けて今に至ります。様々な経験を経て、戻ってきたのは「日本の伝統的な食」でした。
日本に古くからある発酵・麹の力を使う。
そしてお米を食べること。
今では全てのレシピがグルテンフリーで、発酵・米麹を利用したレシピになっています。カフェや教室、商品開発とは別にレシピを書いています。
娘が2歳の時に書いたノートがレシピノートの始まりでした。
アレルギーであまり食べられなかった2人の子どもがやっとモリモリ食べて、元気になったお料理やお菓子のレシピ達。
「娘がお母さんになった時に参考になれば」と思ってレシピを残し始めたことがきっかけです。
教室ではこのレシピを元にしたメニューをお伝えしています。ノートの最初のページにはこんなことを書きました。
「ママは毎日の献立を決める時に、この4つに気をつけています」
①旬の野菜を使う
②砂糖をなるべく使わない
③野菜はできるだけ使い切る
④科学調味料は使わない
この4つは今でも変わりません。私の料理は「手早く、簡単」が基本です。
時短は手抜きというイメージがありますが、そうではありません。
時短はテクニックだと思っています。
忙しい中でご飯を作る大変さ、おいしくてカラダに優しいものを食べたい、おいしいものを大切な人に食べてもらいたい、そんな気持ちはみんな同じだと思っています。
パパっと作っても美味しい料理になりますように、作り方や配合を何度も研究を重ねてレシピを作っています。おいしいの記憶は楽しい思い出と一緒にずっと残ると思っています。
そしてその料理やお菓子は子どもの味覚やイメージとして伝わって孫の世代にも繋いでいくことが出来ると思っています。
繋いでいける、残していけるものとしてレシピを書き残しています。
そのレシピやこれまでの料理とお菓子のコツやノウハウと伝えていく場所としてこの料理教室を運営しています。-
ストーリーをお読み頂いてありがとうございました!